ご挨拶-代表からのメッセージ
間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と当会の活動に賛同する方々で組織する団体で、健全な税務関係民間団体として、円滑な税務運営に協力しています。
消費税は、国の令和5年度一般会計税収69.4兆円のうち23.4兆円と約34%を占め、税収トップの基幹税となっております。 今後さらに進展していく少子高齢社会において、社会保障制度を維持していくための安定財源として、極めて重要な位置づけとなっています。 令和5年10月1日から、仕入れ税額控除の方式として「インボイス制度」が導入され、令和6年1月より「電子帳簿保存法」が義務化されるなど、消費税制度も新たな時代を迎えようとしております。
私ども、広島国税局間税会連合会は、令和5年5月に創立50周年を迎えることが出来ました。半世紀に及ぶ間税会活動は、ひとえに諸先塑の方々の地道な活動に支えられ、基盤である会員数も着実に拡大し、その存在感も増してきております。
このように、消費税の会である間税会の果たすべき役割は益々高まってきております。会活動を活性化し、財政基盤の強化を図る観点から、 「消貴税完納運動の更なる推進」「消賀税等の周知・啓発活動等の拡充」「会員増強による組織拡大等」を最重要施策として推進しております。
主な活動としては、「世界の消費税」図柄刷込みクリアファイル等を作成・配布しております。 世界における消被税の現状と日本の消費税の位置づけがよくわかる資料として、広報や租税教育の場において、大変好評を博しております。 また、「税の標語」の募集活動を行なっております。国税庁の後援を得て、税について考える機会を持っていただく活動として積極的に取り組んでおります。
これからも間税会は、ますます重要になる消費税について情報提供や広報活動を通じて広く国民の皆さまに深く理解していただくよう努めてまいります。
広島国税局間税会連合会 会長
部谷 俊雄